奈良でお片付け・お引越しサポートをしています【ここちいいへや】の中西彰子です。
暖かい日が続き、春めいてきましたね。
お片付け作業やお引越しサポート、プランの作成でバタバタしてますが、お客様の新生活のお手伝いをさせていただけるのがとても嬉しいです^^
先日、東日本大震災から10年が経ちました。
あまりの被害の大きさにショックが大きく、私の中で減災・防災に対する意識が変わった日でもありました。
奈良は長い間大きな災害が無かったこともあり、お客様のお家でお片付け作業をしていても、防災グッズをしっかりと準備されている方は少ないと感じますし、何より家具の転倒防止対策などの減災対策をとられている方が少ないです。
寝ている布団のすぐ横に婚礼ダンスが置かれていたり、避難経路にモノが置かれていて通りにくくなっていたり、災害が起こった時に危険だなと感じるお家が多くあるので、今回はお片付けの現場でご提案した減災対策をご紹介しますね。
大型家具の処分

お伺いして一番に危ないと感じるのが、寝室に置かれた婚礼ダンスなどの大型家具です。
どうしても手放せない場合は転倒防止対策をご提案しますが、押し入れや納戸、クローゼットの中を片付けると、婚礼ダンスに入っていたモノが収まる事が多いです。
押し入れをクローゼット化

押し入れの中の不要なモノを手放し、空間が空いた時にオススメなのが、「押し入れのクローゼット化」です!
突っ張り棒に支え棒をプラスにて、押し入れに掛ける服を収納出来るようにすると、婚礼ダンスも手放しやすくなります。
押し入れで突っ張り棒を設置する際は、下地がある場所にするか、突ぱり強力サポート板などを使って下さいね。
家具や家電の転倒防止策

どうしても処分出来ない大型家具への手軽に出来る転倒防止対策は、突っ張り棒(家具転倒防止用品として販売されているもの)を家具と天井の間に設置する事です。
家具の転倒防止策として突っ張り棒を使用する際には、必ず天井に下地がある場所に設置して下さい。
他にも空の段ボールを家具と天井の隙間にはめ込むのも手軽に行えてオススメです。
見た目が気になる方は、家具と壁の間に設置するタイプの転倒防止グッズがネットやホームセンターで販売されていますので、チェックしてみて下さい。
私事ですが、先月母を亡くし、身近な人を亡くす辛さを実感しています。
母は長く闘病していたので、覚悟はしていたのですが、それでも母がいなくなりとても辛く悲しいです。
これが、災害などでの突然の別れならどんなに苦しかったかとも考えます。
どうか、いざという時に大切な命を守るために、家の中がモノであふれていているならお片付けで不要なモノを手放し、家の中の減災対策を進めて下さいね。
↓「お片付けサポート」について詳しくは ↓
\ follow me /